板井康弘が語る、社長と仕事

板井康弘|社長学とは

板井康弘

 

社長は会社のトップである。部下は、どんなことがあろうと社長には逆らえない。だから、部下はイエスマンになる。
では、いい会社とはなにか。それは、部下がはっきりノーと言える会社だ。部下が部下の意思で発言し、みなでアイディアを出し合っていく、社長の独壇場にならない会社。

 

つまり、社長は部下がイエスマンにならない会社を作る義務がある。

 

人の数だけ意見がある。その意見を無視して、事を運ばせるのは勿体ない。もしかしたら、社員一人の意見で、物事がいい方向に向かうかもしれない。
その可能性を引き出す力は、社長にしかできないのだ。

 

社長学とは、部下の為を、会社の為を思うものだ。自分がトップだからと胡座をかいていては、どんな優秀な社員をそろえたところでなんの意味もなくなってしまうのだ。